2021年04月22日
日本パラモーター協会から事故防止と安全管理徹底のお願い
日頃から日本パラモーター協会(JPMA)の運営に対するご協力いただきありがとうございます。
この度、ネット報道でもありましたタンデムフライトで残念ながら重大なインシデントが見受けられたことをパラモーターの統括団体として重く受け止めており、
ここに改めて皆様方に注意喚起をさせていただきます。
既に当該事業所には「事故防止と安全管理の徹底」を再確認していただく旨の通達をいたしましたが、
すべてのJPMA会員(フライヤー)のみなさまにもあらためて基本的な安全管理について強く注意喚起をさせていただくものです。
当該事業所への聞き取りおよび報道された内容から現時点で確認できていることは以下の通りです。
【インシデント内容】
- 高さ調整のロープがカラビナに挟まっていたためカラビナのロックがされなかったままフライトがおこなわれた。
- 複数のサポートがついてのフライトであったが、複数の人によるチェックがなされなかった。
- 結果としてプレフライトチェックが十分になされなかった。
これらのインシデントが重大な事故につながる恐れは極めて高く、
あらためて全国で活動されている指導者のみなさまにおかれましてはスクール生、クラブ員に基本的なプレフライトチェック、クロスチェックの周知徹底を再度強く促していただきますようお願いいたします。
日本パラモーター協会では日頃から安全の確認を促すために各地域において安全研修会を行っています。
研修会に参加し、情報を共有していただき、事故防止及び安全管理に役立てていただければと考えています。
統括団体である私どもとしては今後も関係機関と情報共有、連携を行い安全確保を大前提とした活動に鋭意取り組んでいく所存です。
今後とも当協会の運営に対するご理解とご協力をお願いいたします。
パラモーター協会事務局